ようこそ、鍼灸の世界の入口に

鍼灸師――AI時代にも消えない職業です

AI(人工知能)の発達で、現在ある職業の多くが無くなってしまうという予測があります。すでに金融や法務といった高度な知的職業の分野にさえ徐々にAIが入り込み、人に代わって仕事をし始めているといいます。

では、鍼灸はどうでしょう?

鍼灸はコンピュータや機械が容易にとって代わることのできない繊細で特別な技術。人の手でなければ成り立ちません。患者さんから身体の不調についてよく聞き取り、現在の症状の原因を考え、361ある経穴(ツボ)から適切な治療点を選んで鍼を打ったり、灸を据えたりする――この複雑で繊細な技術はロボットには不可能です。たとえ可能になったとしても、施術する人の手には到底かないません。

むしろデジタル機器に囲まれる毎日だからこそ、人の手の温もりや柔らかさ、安心感が求められていると思いませんか。これからのAI時代においても、いっそう価値が高まると考えられる技術――それが鍼灸です。

WHO(世界保健機関)も鍼灸の治療効果を認定しています。西洋医学では改善しにくい症状や、検査などの結果から「病気」と診断されない辛さ(未病)、なかなか治りきらない痛みなども鍼灸治療は得意です。ストレス社会と言われる昨今、東洋医学ブームが訪れているのも当然と言えるかもしれません。患者さんの痛みを理解し、治療できる鍼灸師がますます求められているのです。

しかも、男女を問わず生涯において長く携われるのが鍼灸師です。力仕事ではないので、年をとってからも体力に応じて培った技術と勘を生かし治療の現場に立つことができます。技術を向上させながら、また活躍の場を開拓しながらやりがいを感じて取り組める、一生の仕事です。

鍼灸で、自分らしい働き方を実現しよう

独立開業を目指す

◆治療院等に就職する

(一般的な流れ)

1.在学中に、学校に掲示されている求人票やインターネットなどで情報を収集
2.興味をもった治療院や病院、施設などに連絡をして見学
3.面接などを経て、就職内定
4.国家試験合格後、勤務開始
(合格前に見習いとして勤務を始める学生も多いです)

本校は45年の歴史があり、1500名以上の卒業生がいます。独立開業し治療院を経営する人や、チェーン展開する治療院などで院長や責任者を務める人も多く、たびたび新卒者に関する問い合わせがきています。

◆独立開業

鍼灸師は独立開業が認められる数少ない医療分野の資格職種の一つで、医師や歯科医師のように自分の施設をもって開業することができます。
卒業後、まずは治療院に勤めて経験を積み、知識と技術を高めてから開業するのが一般的ですが、他の医療資格を所有している人や、在学中から治療院で学んできた人などは、卒業後すぐに開業するケースも珍しくはありません。

多彩に活躍する鍼灸師

治療院での施術が鍼灸師の仕事の中心ですが、さらに高い技術や専門性を身につけると活躍の場は拡がります。たとえば…

【養生(予防)】

身体がだるい、体調がすぐれないなど本格的な病気になる前=未病(みびょう)の段階で、もしくは病気にならないように予防として取り入れられるのが鍼灸治療の優れた点といえます。健康の維持・増進を図ります。

【女性疾患・美容】

月経困難症や不妊、更年期障害などの女性特有の症状や、冷えや便秘など女性に多い身体の不調をやわらげることも、鍼灸治療は得意としています。女性鍼灸師が同性であることの強みを活かせる分野です。

【高齢者疾患】

「歳のせいだから」と諦めてしまうような痛みや辛さも、鍼灸治療で緩和できることは珍しくありません。通院の難しい方を対象に往診専門の鍼灸院を立ち上げるケースも多くなっています。

【スポーツ領域】

本格的なアスリートから、気軽にスポーツを楽しむ人まで、身体のコンディションを整えパフォーマンスを上げるために鍼灸治療を取り入れる人はますます増えています。

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