ごあいさつ|本校について|北海道鍼灸専門学校
本校について

ごあいさつ

理事長 笠井 正晴

鍼灸師は森羅万象と調和した東洋医学体系に基づく国民の健康に寄与する国家資格です。鍼灸師になり開業して地域の人々に役立ちながら生計を立てたり、養生学として健康法を学んだり、スポーツ鍼灸、美容鍼灸を極めようとする人もいます。人生のリ・スキリングとして伝統医療に興味を持ち職を変え鍼灸師になる方もいます。いまや鍼灸の効能はWHOの国際疾病分類にも伝統医療として取り上げられており、国際的な認知が広まっております。
本校は鍼灸師育成の単科校として1974年に創立、本年で50周年を迎え過去1,700人以上の卒業生を輩出しております。教育理念は「礼節と心」であり、患者さんや相手の気持ちを理解尊重し、思いやりを持って接することのできる医療人を育成することです。日本国内の鍼灸師養成学校の主体である公益法人東洋療法学校協会の北海道内唯一の加盟校です。
鍼灸は実学の学問ですが、本校ではコロナ禍を契機としICT化を進め、状況に応じてオンライン授業はもちろん、学校、自宅でのハイブリッド授業も可能な教育環境を構築しました。附属鍼灸臨床実習センターでの外来治療や卒後研修制度も充実しております。本校の特徴は教員の能力の高さと熱意です。高い国家試験合格率を誇り、経済的には学費支援、生活支援として国の専門実践教育訓練給付制度の指定講座であり、日本学生支援機構奨学金制度のみならず本校独自の他校には見られない給付型支援制度等を充実させています。
北海道鍼灸専門学校は鍼灸師を目指す志あふれる方を待っています。

学校長 川浪 勝弘

思いやりと礼節をわきまえた
人間性あふれる心豊かな鍼灸師に

「思いやりと礼節をわきまえた人間性あふれる心豊かな鍼灸師の育成」を教育理念に、1974年に北海道で初めての鍼灸師養成学校として創立されました。
北海道における鍼灸医学の次世代の担い手を育成してきた本校は「西洋医学と東洋医学の知識を兼ね備えた教養豊かな医療人の育成」、「実学教育をもとに、充分な技術と臨床能力を有する鍼灸師の育成」、「社会の要請に応じて奉仕できる感性豊かな鍼灸師の育成」を教育目標に掲げ、1700名以上の卒業生を全国に輩出して参りました。
東洋医学は「心身一如(しんしんいちにょ)」の考えのもと、こころとからだの調和を重んじる総合的な医療であり、「病気を診るのではなく、病める人を癒す」ことを大切にする医療です。医療の「医」・「療」の訓読み、漢字の意味は「いやし」です。
近年、新型コロナウイルス感染症の拡大により生活様式が変化し、医療においてはシルバーバレット(特効薬)型が求められました。しかしながら医療の原点は「手当て」であるといわれています。手の優しい温もりによって体温を感じ、触れ合うことでお互いが通じ合い、安心感や安らぎが生まれます。医療の原点である「手当て」があってこそ、医療の本来の意味である「いやし」を行うことが出来ます。
これから医療を目指す人は「手当て」を通じて、「病気のみを診るのではなく、病める人を癒すことの大切さ」、「慈愛のこころ」を知ってほしいと考えます。
創立50周年を迎える本校で、あなたも是非一緒に学んでみませんか。皆さんと語り合えることを楽しみにしております。

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